いつでもスッピン

思いついたことをいろいろと。やや辛口。

【days】罪と罰

少年院で高卒資格が取れるプログラムが検討されているというニュースを見た。

少年院を出たあとの就職はもちろんだけど、

再犯しないためにも学びは必要なので良いことだと思う。

 

少年院や刑務所に関する情報に触れるたびに思うことがある。

「どこまで罪を償えば社会は許してくれるのだろう」と。

 

もちろん個々の犯罪によって違うことは重々承知している。

例えば若い子の万引きは若気の至りとして許される場合は多いだろうが、

中高年の万引きは違うだろう。

また、若い子の万引きも衝動的なのか計画的なのか、

初犯なのか再犯なのか、傷害の発生有無によって変わるだろう。

そして、一番の重罪であろう、

殺人に関しても情状酌量される状況なのかどうかでも変わるだろう。

 

そして、それぞれの犯罪を勘案して裁判所が量刑を決めるわけだが、

世間の評価、社会的評価はまた違う。

刑務所で罪を償って出所しても、犯罪歴が重くのしかかる人もいるわけで、

その人達は何をどう償えば社会は許すのか気になる時がある。

 

毎日謝罪文を書いて過ごせば許されるのか、質素に暮らせば許されるのか。

しかし、それは何かどこか違う気がしている。

もちろん深く反省することは必要だが、

再生し、一日たりとも楽しく日々を過ごすチャンスがもう2度とないのは、

生き地獄なのではないのだろうか。

 

笑って過ごす日々が全く許されないというのは酷だし、

日本は清廉潔白を求めすぎる風潮が強いと思う。

完全な人間、聖人君子のような人間はいないのだから。

 

また、被害者(およびその家族)にとっても、

いつまでも加害者に罰を求めることは

過去に囚われてしまうことにならないのだろうか。

(もちろん心情的には理解するが。)

 

考えれば考えるほどに思考が堂々巡りしてしまう。